インビザラインファースト(小児矯正)
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インビザライン・ファースト
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インビザライン・ファーストは、成長期にあるお子さま向けに開発されたマウスピース型矯正装置です。
透明で目立ちにくい装置を使用しながら、歯並びの改善と顎の発育サポートを同時に行うことができます。
歯が生えそろう前の段階から治療を開始できるため、将来的に必要となる本格的な矯正治療の負担を軽減できる可能性があります。
インビザライン・ファーストと成人用のインビザラインとの違い
成人用インビザラインは、永久歯が生えそろった状態の歯列を対象にしています。
一方、インビザライン・ファーストは乳歯と永久歯が混在する「混合歯列期」に対応できるのが大きな特徴です。歯を動かすだけでなく、顎の成長を利用して歯並びや咬み合わせを整える点が成人用とは異なります。
また、成長期の特性を活かして治療を進められるため、将来的な歯並びの安定にもつながります。
インビザライン・ファーストの特徴・メリット
目立ちにくく快適な装置
透明なマウスピース型のため装着してもほとんど気づかれず、学校生活やスポーツ、楽器演奏にも支障が少なく快適に続けられます。
取り外しできて衛生的
食事や歯磨きの際に外せるため口腔内を清潔に保ちやすく、虫歯や歯周病のリスクを減らせます。
成長期を利用した効率的な治療
顎の発育を活かして歯並びや咬み合わせを整えることで、将来の矯正治療の負担を軽減しやすく、より安定した歯並びにつながります。
インビザライン・ファーストのデメリット
- 1日の装着時間を守る必要がある(自己管理が求められる)
- 適応できない症例もある(重度の不正咬合など)
- マウスピースを紛失・破損するリスクがある
- 保護者の協力が必要(装着状況のチェックなど)
ネオキャップ・ビムラー矯正との比較
ネオキャップ・ビムラー矯正![]() |
インビザライン・ファースト![]() |
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装置の種類 | 取り外し式の顎矯正装置(就寝中装着が基本) | 透明マウスピース型矯正装置(基本は1日20時間以上装着) |
装着時間 | 就寝中中心(約8〜10時間) | 日中・就寝中を含むほぼ1日中(20時間以上) |
衛生面 | 取り外し可能で歯磨きや清掃がしやすい | 同じく取り外し可能で清掃がしやすく、食べ物の挟まりも少ない |
見た目 | 目立ちにくいが、透明ではない場合もある | 透明でほとんど見えず、学校や日常生活で目立ちにくい |
対応症例 | 軽度〜中等度の歯列不正、顎の成長利用に有効 | 軽度〜中等度の歯列不正、前歯の傾きや隙間の改善に有効 |
負担 | 就寝中のみで日中の生活への影響が少ない | 長時間装着が必要なため、習慣化が重要 |
利点 | 日中の制限が少なく、親の管理もしやすい | 透明で目立たず、食事や歯磨き時に簡単に外せる |
制限 | 顎の成長や軽度〜中等度症例に限定される | 強い顎のずれや重度の歯列不正には単独で対応できない場合あり |
治療の流れ
1初診・相談
現在の歯並びや顎の状態を確認し、インビザライン・ファーストが適しているか診断します。
2精密検査
レントゲン、口腔内スキャン、写真撮影などを行い、歯や顎の状態を詳細に記録します。
3治療計画の立案
専用ソフトで歯の動きや治療シミュレーションを行い、治療の流れを可視化します。
4マウスピース作製・装着開始
カスタムメイドのマウスピースを作製し、装着を開始します。定期的に新しいマウスピースに交換しながら歯並びを整えていきます。
5定期的な経過観察
数週間ごとに来院いただき、装着状況や歯の動きをチェックし、必要に応じて計画を調整します。
6治療完了・保定
歯並びと顎の成長が整ったら治療完了となり、その後は後戻り防止のため保定装置を使用します。
費用
項目 | 料金(税込) | |
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インビザライン | インビザライン診断料 | 22,000円 |
インビザライン(フル)(50%off)非抜歯・要抜歯 | 484,000円 | |
インビザライン(ライト)(50%off) | 247,500円 | |
リテーナー(保定装置) | 22,000円 |