三木市の歯医者・矯正歯科は「ママとこどものはいしゃさん三木院」へ

子どもの虫歯と大人の虫歯の違い

日本人の虫歯の本数は、年々減少する傾向にあります。これは予防の大切さが広く知られるようになったからでしょう。おそらく、皆さんも大人になってからは虫歯になることも減ってきたかと思いますが、小さなお子さまがいらっしゃるご家庭では、それとは少し異なる傾向が見られることでしょう。なぜなら、子どもの虫歯と大人の虫歯には、いくつかの点で違いがあるからです。今回はそんな虫歯の子どもと大人の違いについて、ママとこどもの歯医者さん三木院がわかりやすく解説します。

▼乳歯の虫歯の特徴について

子どもの虫歯について語る上で、何よりもまず乳歯の特徴を知っておく必要があります。子どもの歯である乳歯は、一見すると大人の歯と同じように見えるかもしれませんが、歯の表面を覆っているエナメル質がやや未成熟です。永久歯よりも“軟らかい”ため、虫歯菌が産生する酸によって溶かされやすいのです。しかも、エナメル質と象牙質が大人の歯の半分の厚みしかなく、虫歯が重症化しやすい点にも十分な注意が必要といえます。

▼子どもは正しく歯磨きできない?

歯磨きというのは、大人になると何も考えずに行うことができますが、小児期においては正しくブラッシングできている子どもの方が珍しいです。例えば、最初の歯が生えてくる1歳くらいから徐々に歯磨きの練習を行ったとしても、一人磨きをしっかり行えるようになるのは小学校に上がってからが普通であり、8~9歳くらいまでは親御さまによる仕上げ磨き必須となりやすいです。そうした状況では、どうしても虫歯のリスクも上昇しますよね。

▼子どもの虫歯は広がりやすい?

子どもの虫歯は、隣り合う歯にうつりやすいのも大人の虫歯との違いといえます。これは子どもの歯の歯質が未成熟であり、セルフケアが不十分になりやすい点が深く関係していますが、それ以外にも「歯並び・噛み合わせが安定しない」ことが強く影響しているのです。子どもの歯は6歳くらいから12歳くらいにかけて大人の歯に生え変わります。この6年間は、歯並び・噛み合わせが安定せず、清掃性も低下することから虫歯の広がりも早くなるのです。

▼まとめ

今回は、子どもの虫歯と大人の虫歯の違いについて、ママとこどもの歯医者さん三木院が解説しました。小児期は、親御さまがしっかりと見守ってあげなければ、あっという間に虫歯になってしまいますので十分にご注意ください。小児歯科や小児矯正が得意なママとこどもの歯医者さん三木院までご相談いただければ、子どもの虫歯をしっかりと予防する方法についてお話させていただきます。フッ素塗布やブラッシング指導など、歯科医院でしか受けられないプロフェッショナルケアも実施いたします。