三木市の歯医者・小児矯正ならママとこどものはいしゃさん三木院

子どもの歯の形がおかしい?これって異常?

歯の形は、歯種(ししゅ)によって異なります。前歯と奥歯を見比べてみると、まったく違う形態をしていますよね。それだけに子どもの歯の形に違和感があっても、それが正常なのか異常なのかは、なかなか判断が付かないかと思います。ケースによっては、その異常がとても深刻な場合もあるため、心配な方は当院までご相談ください。今回はそんな子どもの歯の形の異常について、ママとこどものはいしゃさん三木院がわかりやすく解説をします。

▼歯の発育不全

子どもの歯の形がおかしい原因としては、まず「歯の発育不全」が挙げられます。歯を構成するエナメル質が正常に発育しないことで、歯の形もいびつになります。専門的には「エナメル質形成不全」と呼ばれる症状で、乳歯と永久歯の両方に見られます。後者の場合は、乳歯の虫歯の重症化が原因となりやすいです。

▼余分な歯である「過剰歯」

乳歯は全部で20本、永久歯は親知らずを除くと28本生えてきます。これよりも数が多い場合は、過剰歯(かじょうし)の存在が考えられます。歯は再生することがない器官なので、数が多い分にはメリットが大きいように感じますが、実際はデメリットしかないことの方が多いです。

まず過剰歯は、形が異常であるケースがほとんどです。本来は生えてくるはずのない歯なので、正常に発育することも少ないのです。サイズが明らかに小さい。歯の頭の部分である歯冠(しかん)がデコボコしている。おかしな位置に生えている。そんな歯がお子さまのお口の中に見られたら、過剰歯かもしれません。

過剰歯は、永久歯の生え変わりを邪魔したり、全体の歯並び・噛み合わせを乱したりすることも多く、適切な時期に抜歯するのが望ましいです。ごくまれに天然歯のひとつとして使い続けることもありますが、基本的には“余分な歯”であるとお考え下さい。

▼虫歯になっている

虫歯では、歯質が溶かされていきますよね。その結果、歯冠がデコボコになり、見た目に違和感が生じます。外傷によって歯が欠けたり、折れたりした場合も形がいびつになることがあります。いずれも放置しているとより深刻な病態へと発展しかねないため、すぐにでも歯医者さんに相談しましょう。

▼まとめ

今回は、子どもの歯の形がおかしい場合に考えられる異常について、ママとこどものはいしゃさん三木院が解説しました。お子さまの歯に何らかの異常が疑われたら、いつでもお気軽に当院までご相談ください。当院は子どもの歯科治療が得意な歯医者さんです。子どもの歯の形の異常にも適切に対処できます。