子どもの永久歯の前歯が斜めに生えてきた！原因と対処法について
こんにちは、ママのみなさま！「ママとこどものはいしゃさん三木院」です。お子さまの歯のことは、小さな異常でも気になりますよね。特に永久歯が斜めに生えてきたら、心配になることかと思います。今回は、そんな斜めに生えてきた永久歯の原因と対処法について、わかりやすくお話しします。
▼なぜ斜めに生えてくるの？
子どもの口の中は、成長とともに大きく変わっていきます。乳歯から永久歯へと生え変わる過程では、さまざまな事情から前歯が斜めに生えてくることがあります。
◎乳歯の抜けるタイミングと永久歯の生えるタイミングのズレ
乳歯が抜ける前に永久歯が生えてきてしまうと、永久歯は正しい位置に生えるスペースが限られ、斜めに生えてくることが考えられます。
遺伝的要因
ご両親や祖父母が歯並びに関する遺伝的要因を持っている場合、子どもも似たような歯並びになる可能性があります。もしもご両親にも同じような症状が認められる場合は、骨格的な問題も関連している可能性が高いです。そうしたケースでは、自力で歯並びの異常を改善することは難しいといえるでしょう。
習慣的な要因
指しゃぶりや口呼吸、前歯で物をかみ切ることが多いと、歯の位置に影響が出ることがあります。とくに前歯の生え方は、口腔習癖の影響を受けやすいことから、親御さまが十分に注意してあげる必要があります。日頃から、お子さまのお口周りの習癖・習慣をしっかり観察するようにしてください。
▼対処法は？
斜めに生えてきた永久歯を放置してしまうと、歯の健康やかみ合わせに問題が出てきます。早めの対応が大切です。
早めの受診
歯が斜めに生え始めたら、早めに歯医者さんに相談しましょう。状態によっては、矯正が必要な場合もあります。
矯正治療
永久歯の生え変わりが始まったら、矯正治療の適切な時期を見極めることが大切です。初期の段階での対応が、短期間での治療やコスト削減につながります。歯並び・かみ合わせの状態によっては、子どもの頃の矯正でなければ治せない場合もあります。その点も踏まえた上で、矯正治療の相談は早めに受けておくことをおすすめします。
生活習慣の見直し
指しゃぶりや口呼吸などの習慣があれば、早めに改善することが大切です。ママたちが子どもの習慣を見守り、必要なサポートをしてあげましょう。
▼まとめ
子どもの永久歯が斜めに生えてきた場合、その原因はさまざまです。早めの対応と適切な治療が大切です。「ママとこどものはいしゃさん三木院」では、お子さまの歯の健康を大切に考え、一人一人に合った治療を提案しています。歯のことで気になることがあれば、いつでもご相談ください。
子どもの笑顔は、家族の笑顔。きれいな歯並びで、明るく元気な笑顔を守りましょう！