勉強してきました
先日ICDASという国際基準の虫歯診断の講習会に参加しました。
皆さん虫歯になったら”歯を削って治療する”とおもわれてますか?
初期虫歯ならお口の環境を整えれば、歯の石灰化が進み削らずに治すことが可能なんですよbr />
虫歯は歯垢(プラーク)内の虫歯菌が作る酸が溶けだし、歯の表面が脱灰したものです。
普通は脱灰がおこっても唾液の成分(リン酸・カルシウム)により再石灰化されます。
初期虫歯とはこの脱灰がおこった状態です
歯の成分が溶けだしているため白く濁っているのです
歯は出来るだけ削らない方が良いというのは聞かれたことがありますか?
一度削ってしまうと虫歯を再発するリスクが高くなります
皆様も大切な歯を削りたくないですよね
そこで、削る必要のある虫歯と、する必要のない虫歯をICDASという診断基準コードで診断していきます
ICDASとは、今現在どういう状態であるかということよりも時間軸の中で虫歯の病変が変化しているか
していないかで捉え評価していくという方法です。
虫歯も早期発見が大切ですね
そのためにも定期的にメンテナンスに来ていただき大切な歯を守りましょう